以前から度々起きてはいますが、組織の公式 Twitterアカウントや著名人のアカウントが乗っ取られるという事件を最近よく見かけますね。ユーザー数が増えているということなのかもしれませんけど。ここ1ヶ月に起きた主なものだけでもこんなにあります。
日付 | 対象 |
---|---|
2/1 | HMV |
2/8 | Skynews Arabia |
2/13 | Cryptome |
2/19 | Burger King |
2/19 | Jeremy Clarkson |
2/20 | Jeep |
2/22 | Donald Trump |
2/22 | Anon_Central |
2/27 | AFP |
3/6 | France24 |
3/7 | Saudi Aramco |
今まさに解雇を言い渡されるという社員が会社の公式アカウントでその様子を実況中継してみたり(HMV)、ライバル会社に買収されたと嘘のツイートをしてみたり(Burger King)、ハッカーグループがニュースアカウントから政治的な主張をしてみたり(AFP, France24)、と様々です。中には注目を集めるためにアカウントが乗っ取られたかのように装い、逆に批判されるという事件もありました(MTV & BET)。まああまりいいアイデアとは言えないでしょうね。
アカウント乗っ取りの原因は様々だと思います。パスワードが推測しやすいものだったか、フィッシングにかかってしまったか、などなど。Twitterは「アカウントの安全性を保つには」というページを公開して、Twitterを安全に利用するための指針を示しています。一度目を通しておくといいと思います。
またアカウントが乗っ取られてしまった場合の対応手順は「アカウントが乗っ取られた場合」にあります。万が一自分のアカウントが乗っ取られることがあったら、こちらを参照して冷静に対応しましょう。
Evernoteも二要素認証(二段階認証)を導入するようですし、Twitterにも早く導入してもらいたいですね。もちろんそれで全てが解決するわけではありませんけどね。